過酷な海洋環境に適応する海藻は、これまで母なる海のミネラル、アミノ酸・葉酸・ビタミンA・
ビオチン等、有益な成分を豊富に含むことから、美容業界のメジャー素材として活用されてきました。
その一方、2012年FAO(国際連合食糧農業機関)が2050年までに60%の食料を増やす必要が
あると発表し、近い未来における食糧危機が懸念される点から、世界的にはほぼ未利用であった
食資源として海藻にも注目が集まっています。
弊社の前身となるSW海藻研究所が開発した海藻乳酸菌発酵技術により、
海藻の課題である消化・吸収性の悪さを改善。
さらに海藻が本来持つ美容成分の有効性を高め、微生物の力で有機物を分解し、アミノ酸等
さまざまな物質に変化させることで、もとの海藻にみられない深い味わいや香り、機能性をうみだしました。
当社事業を推進し、海藻をすべての人類が利用できる新たな形へと変換することで、海藻の持つ
多大な可能性を世界へと広め、食品・美容・健康関連市場のみならず食糧危機といった社会問題
改善の一助へとつなげ、さらなる海藻の可能性を発見・追及したいと考えております。